実験中、児童がやけどを負い入院@千葉県

www.fnn-news.com


理科の実験中に男児やけど負う 君津の小学校
 君津市教委は21日、市立三島小学校で理科の実験中に、4年生の男児(9)がアルコールランプで頬や首にやけどを負ったと発表した。男児はドクターヘリで木更津市内の病院に搬送され、2日程度の入院が必要とされたが、命に別条はないという。
 市教委によると、男児は同日午前11時ごろ、同校の理科室で、真ちゅうの球を温める実験中に転倒、同時にアルコールランプが落下して引火し、やけどを負った。男児は、半円形の机に備え付けの流しをふさぐふたの上で実験していた。男児がふたの端に手を掛け、ふたが持ち上がった弾みでアルコールランプが落下し、男児も転倒した。ふたにロック機能はなかった。そばにいた児童がビーカーの水を掛け、授業を受け持っていた40代の男性教諭が男児を抱きかかえて火を消した。
 同日、記者会見した同校の奥倉妙子校長は「実験時はふたを外して机を使うべきで、安全管理が不十分だった。安全でなければならない学習環境で重大な事故を起こし本当に申し訳ない」と謝罪。全校を対象とした保護者説明会を開く予定という。市教委は、児童の精神的ケアのためスクールカウンセラーの派遣を県教委に要請。市内の全小中学校に対し、理科室などでの安全管理を徹底するよう通知した。

教育総務課 | 業務内容 | 君津市役所公式ホームページ

_______________________________________

 

命に別状がなくても、その場にいた子ども達・おそらく担任教諭の衝撃は相当なものだと思う。そもそも大きな研究機関でも、安全な場所での実験は当然で、実験台にする場所が動くふたの上というのは、実験研究に携わる人なら、意識の低い状況だというのがよくわかると思う。ただ、事故の詳細が大雑把なので、把握が出来ないが、学校は“今まで同じ状況で事故が起こらなかったから”というおごりが非常に大きい。

常日頃から指摘されている、学校は何かが起こらないと何もしない問題意識の低さがこういった事故を発生させると言う事は、保護者説明会で十分過ぎるほどに指摘をした上で、理科室以外の場所を含めいろいろな学校内の事故防止を学校保護者間で検討を行った方がよいと思う。

理科の実験環境に関しては、専門家の意見を取り入れるのが一番望ましいと思うが、すぐに出来る事として、いくつかの小学校では、理科室を使用する授業は学年関係なしに、理科室に入室したら白衣着用・ゴーグル着用をするという事を子供たちにも徹底することを行い、理科室ではふざけられないという緊張感も学習させる意図を持った対応をしていたり、理科の実験に関しては補助教員や保護者・地域からのサポーターを導入している小学校もあるそうです。同じ市内の学校であってもやり方に違いは必ずあるので、他校の取り組みにも目を向け、子どもの為の教育の場所の安全の充実を目指していって欲しいと思う。