読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

高一男子自殺で第三者委員会調査@新潟県教育委員会

11月21日に新潟市西区のJR越後線で電車にはねられて死亡した同区に住む県立高校1年の男子生徒(15)について、県教育委員会は5日、常設の第三者委員会に調査を要請する方針を明らかにした。生徒は「いじめを受けている」と高校に相談しており、いじめを苦に自殺した可能性があると判断した。再発防止に向けて県教委は5日、県内の高校の校長ら95人を県庁に集めて緊急の研修会を開き、教職員に対する指導の徹底を求めた。
 亡くなった生徒が通っていた高校などによると、この生徒は10月27日に座席の配置換えで他の生徒とトラブルになり、担任に「困っている」と相談。11月1日には複数の生徒から悪口を言われ、本人が嫌がるあだ名で呼ばれるなどのいじめを受けていると訴え、学校は加害者の生徒にいじめをやめるように指導した。
 しかし、学校側は11月1日の時点で事態を県教委に報告していなかった。この高校の校長は県教委の研修後に記者会見し「動きを見守るだけになった感もあり、反省している。情報を共有し、具体策を立てて対応すべきだった」と悔やんだ。生徒は11日にも被害を担任に訴えたが、学校には報告がなく「事実確認ができなかった」としている。他の生徒への聞き取り調査などから、この生徒は9月中旬ごろからいじめを受けていたことが分かった。無料通信アプリのLINE(ライン)に、生徒を中傷する書き込みも確認されたという。11月1日以降の同校の対応をめぐり、県教委は「情報の共有、指導方法が不十分だった」(高等学校教育課)とみており、今月7日に臨時教育委員会を開き、いじめが自殺の要因になったとの見方を念頭に第三者委に詳しい調査を求める。この高校の初期対応について、研修会で県教委の池田幸博教育長は「疑問に感じている」とした上で「被害者を見守り、加害者側の生徒やいじめの背景に踏み込み、チームとして指導する必要があった」と指摘。各高校の校長には、生徒指導や自殺を予防する体制などのチェックを求めた。

_______________________________________

 

新潟県。先日、避難者いじめで学校拒否児童を出してしまった時も小学校対応の不手際がきっかけだったではないのか。しかも、年齢は違えども時期が同じという、新潟県自体の教育は、県の教育委員会の指導力の無さが、現場の職務怠慢という“いじめの重大事態”を起こしてしまったと考えてよいと思う。PTAなど何か不満があるのなら、再発防止のためにも声を上げて行かないと、悪い事は続いてしまうだろう。この事件も生徒が学校に相談をしている事実があったのに、自殺をするという最悪な事態が起きてしまったのは、第三者委員会を発足したところで後の祭りでしかない。この生徒の場合、大人が救えた命だったのは言うまでもない。先の、福島県双葉町の教育長の発言は、全国に広げるべきであると思う。大人が子どものSOSに気が付けず、何が教育だと社会から厳しい批判を受けるべき状況であると思えてならない。もう二度と悲しい事件が起きないよう願うばかりである。