アンケートから見えた相談の重要性@滋賀県大津市

いじめ、3割相談せず 大津市、小中学生アンケート : 京都新聞

大津市ホームページ

大津市が市内の小中学生を対象にいじめに対する意識や行動についてアンケートしたところ、いじめを受けた子どもの3割が誰にも相談せず、深刻ないじめほど一人で抱え込む傾向があることが分かった。一方、相談すれば7割は解決に向かったことも明らかになり、市いじめ対策推進室は「一人で悩まず身近な人や市の相談窓口に連絡してほしい」と呼び掛けている。
■相談で「改善」多く
 大津市では2011年10月に中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺したことを受け、いじめ防止の対策を強化。今回の調査は、17~22年度の「次期市いじめ防止行動計画」策定に向け、9月に市内の小学4年~中学3年の4836人を抽出して実施した。
 前の学年の時にいじめを受けたことがあるか尋ねたところ、11%が「ある」と回答。このうち、誰に相談したかを聞くと28%が「相談しなかった」と答えた。相談しなかった理由を複数回答で聞くと、小学生は「誰にも迷惑や心配をかけたくない」が50%で突出。中学生は「相談するとよけいにいじめられる」「相談しても何もしてくれない」がともに33%でトップだった。
「相談した」と答えた人に、その後いじめがどうなったか聞くと、7割は「なくなった」「少なくなった」と回答。相談することを恐れたり不安に思ったりするより、思い切って相談すれば解決に向かうことが、データで浮かび上がった一方、相談先といじめの内容を比べると、「からかわれた」「仲間はずれにされた」などのいじめでは4割前後は親に相談。一方、比較的重度で深刻ないじめと考えられる「お金や物を脅し取られた」「嫌なことや恥ずかしいこと、危険なことをさせられた」では親に相談する割合が下がり、「相談せず」が4割近くに上った
 さらに、パソコンや携帯電話などインターネット上のいじめでは半数近くが相談しておらず、ネット空間でのいじめが潜在化しやすい傾向が明らかになった調査結果は市ホームページなどで公開する予定。

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 アンケートにも書けないほどのいじめが隠されている場合はどう見付けるのだろうか?

時代の変化の中、子ども一人ひとりの家庭環境などが変化をしている中、誰がどう子どもの悩みに気が付く術を持っているのだろうか?子どもの意識調査アンケートは、人権月間やいじめ防止月間などのタイミングで行っているにも関わらず、絶対数の「いじめは無い」という回答割合に目が行き喜ぶ学校、少数の悩みがいじめがと回答した児童には、目を向けきれない現状がある。場合によっては見なかった事、つまり隠蔽をする。だから最近ニュースになっている子どものいじめや自殺事件は、その学校が対処しなかった少数派の犠牲者である事が明確になっている。気が付けなかったという説明を社会は受け入れてはいけなく、追及しなければならない。こういったアンケートの質問内容は、子ども間のいじめなどの問いが多く、教育者への不満や被害の有無の内容は無い事が多い。こういったアンケートも記名式になっていったり、回収するする方法も子どもがまとめて回収という作業になってるので、正直な思いを書くことが出来ずにいる事もある。たいていの場合は、学校がこういった取り組みを行いましたという、履歴が欲しいだけなので回答の中身には学校は興味が無い。また、不登校の児童や欠席者にはアンケートは行わないその場のアンケートである事は、全校生徒からアンケートを取ったという事にならないのは、現状把握になるのだろうか。こういった、児童へのアンケートや保護者への学校アンケートなどを取るのであれば、100%の回答率ではないと意味が無い。また、学校の上にあたる教育委員会も校長会だけでの把握にとどめずに、現場職員や学校関係に従事る者に対し意識調査アンケートを行い現状把握するのが必要であると思う。時には問題や事件が起きてしまった学校全職員に対しての聞き取り調査を行わなければ、何の解決や再発防止に繋がらない。該当者のみの指導で何が解決になるのだろうか。

 教師の職務は忙しいからという主張をする教育者の一方で、学級運営や学校運営をうまく取りまとて良い学校教育環境を作る努力を怠らない教育者や学校責任者が居るのはなぜなのだろうか?なぜ、出来る出来ないという真っ二つの意見が存在しているのだろうか?社会からというよりも、学校関係者同士、追及していく必要も出て来ているのではないだろうか?学校は誰の為にあるのかを、もう一度確認しあって欲しいと思う。