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苗木に込められた温かき思い@東京都青梅市立河辺小学校

東京都

 

www.tokyo-np.co.jp

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201701/CK2017011102000163.html

青梅市立河辺(かべ)小学校に昨年十二月、甘夏ミカンの苗木が匿名の手紙と共に届いた。同校の花壇では十一月に、植えたばかりの苗木が抜き取られる被害があった。残念がる児童を励ますように、手紙には「がっかりされたことでしょう。代わりに植樹していただけたら幸いです」とつづられていた。 (加藤健太)
 花壇は五十平方メートルほどの広さで、敷地から道路を一本隔てたJR青梅線の線路沿いにある。授業でサツマイモなどを栽培してきたが、電車から眺める人たちに温かい気持ちになってもらおうと、昨年初めてミカンを植えた。
 十一月二十二日の放課後に、六年生有志やPTAのボランティアらが高さ一メートルの苗木三本を植樹。成長するのを楽しみに土をかぶせ、水やりをした。だが、わずか六日後の二十八日、児童が登校すると一本がなくなっていた。
 最初に気付いた実森(じつもり)浩明副校長は「抜いた後に丁寧に土がならされていた。まさか根こそぎ持っていくとは」と振り返る。児童は「なんで持っていっちゃうの」と残念がったという。学校はなくなったことを伝える掲示をし、「苗木を返してください」と呼び掛けた。
 そんな中で十二月九日の夕方、学校の正面玄関に甘夏ミカンの苗木が置かれているのが見つかった。黒い植木鉢に入り、値札が付いたままだった。添えられた茶封筒から手紙を出すと、便せん一枚に「苗木が持ち去られたと標示で知りました。即売所で甘夏柑(あまなつかん)の木を求めてきました。差し出がましいことをいたしました」と書かれ、「一高齢者より」と結ばれていた。
 学校は、この苗木を抜き取られた場所に植え直し、掲示は「うれしいプレゼント」と題し、善意に感謝する内容に書き換えた。児童には各担任から一連の出来事が伝えられ「地域には良い人がいるね」と喜びの声が上がったという。実森副校長は「児童のがっかりした気持ちを受け止めてもらったことが何よりうれしかった。感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

青梅市立河辺小学校 公式ホームページ

青梅市立河辺小学校
〒198-0036 東京都青梅市河辺町5-24 ℡0428-23-1245

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いたずらにしても悪質過ぎるこの、苗木泥棒。実がなるものだから、もし、自宅に埋めているのであれば、きっと不作か病気かに見舞われるだろう。少し恐ろしい感じに行ってしまったが、小学校で適当に職員が埋めたものではない苗木を誰かが待ってましたと言わんばかりに、引っこ抜き持ち去って行ったのは、苗木の誘拐行為。そんな状況で。新しい場所に植えられても、この苗木は今後不機嫌になると思う。仮に、移植せずにどこかに捨てたとなれば、心底残念な人間であると思う。

今回の事件で、こういった悪さを気にならない人間にはならずに、こういった名乗りもせずにそっと、新しい苗木をおいてくれるような心の温かい人間になることをこの小学校の児童は学んだと思う。この事は、しっかりと学校の職員が語り継いで行くようにして行く事が大事である。意外と学校の中には、意味や思いのある物や植物があったりするので、こういった伝統的な存在の引継ぎもしっかりと学校長が変わる際には、資料を残し引き継いで行く大切さを忘れずにいて欲しい。

この苗木を置いて行って高齢者の方は、普段からこの学校の姿を見ている人であると思うので、その思いにこたえて行くように、適宜お世話日記みたいなものを掲示するようにするのも恩返しになるのかと思う。

温かい心の人間は、いつでもどこでも必ずいるなとほっとするニュースでした。